top of page

Our story

風来望の始まり

私達の原点は、ニュージーランドの小さな田舎町にあった『とある宿』。

その宿の目の前に広がる緑の草原の先は海と川がまじりあい、絶滅危惧種とされる希少な鳥や、多種多様な生き物が水辺に生息。カヤックで出かけ夕食の魚や貝を獲り、空一杯に広がる星空と焚火を楽しみ、近くの洞窟へグローワームを探し求めて冒険をし、80年代のレコードをかけながら貝殻に絵付けをする。釣った魚で食事を作ったり、その場にあるもので物作りをしたりと、自然にふれあいながら遊ぶことが大好きな私達にはぴったりだった宿。
便利さや娯楽といったものはない町でしたが、オーナー夫妻が作り上げた暖かく居心地のよい空間と雄大な自然に魅了された旅人達でいつも活気があったその場所は、わたしたちの大切なホーム(心地よい居場所)でした。

私達にとって大切な思い出があるその宿と同じような場所を日本で作りたいと、数年かけて移住先を探しました。

釣りが大好きな夫の願いもあり九州をメインに訪ね、最終的には、念願の魚ヒラスズキが釣れる場所でいいご縁があり、豊かな自然以外何もないこの天草西海岸に惹かれ、2009年2月に移住をしました。
移住をしてから1年は漁師の仕事をしながら物件を探す日々でしたが、理想とするものが見つからず半ばあきらめかけていたころ、地元の方を通してたどりついたこの場所。
小さな集落にあり、山と川に囲まれ、目の前には雄大な天草灘が広がるこの景色をみた瞬間、自分達がおもい描く宿がつくれるのはこの場所だと思ったのです。

育む宿

もともとは民家しかありませんでしたが、宿として使う建物をセルフリノベーションし、入り口のアプローチ、ゲストの皆様が集える焚火場、BBQを楽しめるデッキスペース、宿泊もできる小さな海小屋などを毎年少しずつ手作りしました。潮風の影響を直接受ける場所のため、メンテナンスも欠かせません。
ほぼ夫が一人で作業をおこなうため、毎年、一歩ずつ、コツコツとですが、お越しいただくゲストのみなさまに喜んでいただけるよう、大事に育んでいます。

また開業当初は素泊まりの宿でしたが、現在は事前にご予約をいただいたゲストさんには、天草の食材を使った食事や夫の釣り魚で作った自家製の一夜干し、そして移住先を決めるきっかけの一つとなったヒラスズキをつかった期間限定の手作りスモークなどもご提供しています。

まだまだ夫婦共に育て中の夢がたくさんあり、少しずつですがかたちにしていきますので、遊びにきていただいた際は、成長過程も併せてお楽しみいただけたら嬉しく思います。

最後に
ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
風来望でのご滞在が、旅を彩る大切な一ページになります事を心より願い、みなさまのお越しをお待ちしております。

                             

2023年現在
あるじ&マサコ

みなさん、こんにちは!
風来望のあるじのタツとマサコです。​
​海も山も川も近い風来望で、自然に触れるひと時をお楽しみいただけたら嬉しく思います。
​皆様のお越しを心よりお待ちしています。

看板猫シロ
しろ

みなさま、こんにちは。

3代目風来望猫のしろです。

ちょっぴり人見知りですが、慣れてくるとたくさんおしゃべりをします。

ハンモックや寝心地のいいソファとチュールが大好きです。​どうぞ、よろしくお願いします。

看板猫ザイオン
ザイオン

こんにちは。

お隣から移住をしてきたザイオンです。とっても人懐っこくて遊びたがりです。時々、ゲストさんのBBQに参加をしたり、テントで一緒に寝ちゃうこともあります。​​どうぞ、よろしくお願いします。

bottom of page